眼科疾患は、眼の部位や原因によってさまざまな種類があります。

そのため、金沢市で治療を行うにあたっては、まずは正確な診断が必要です。

診断には、眼の表面や眼底の観察・視力や視野の測定・眼圧や角膜の厚さの測定・蛍光眼底造影検査や光干渉断層計などの特殊検査などが用いられます。

眼科疾患の治療法は、病気の進行度や症状の重さによって異なります。

一般的には、点眼薬や内服薬などの薬物療法やレーザー治療や手術などの物理的な治療、眼鏡やコンタクトレンズなどの視力補正などがあります。

点眼薬や内服薬などの薬物療法は、眼圧を下げる・炎症を抑える・血管新生を防ぐ・眼の乾燥を改善するなどの効果があります。

しかし、副作用やアレルギー反応に注意しなければなりません。

また、定期的に眼科受診をして、効果や眼圧の変化を確認する必要があります。

レーザー治療は、網膜の裂孔や網膜剥離・緑内障・後発白内障・糖尿病網膜症などに用いられます。

レーザー光を眼に照射して網膜や水晶体嚢などの組織を焼灼したり、切開したりすることで病変部位の修復や予防を行うのです。

手術に比べて侵襲が少なく日帰りで行えることが多いですが、痛みや視力低下・視野欠損などの合併症が起こる可能性があります。

手術は、白内障や網膜剥離・緑内障・眼瞼の異常などに用いられます。

手術では、眼の中や外の組織を切除したり移植したり、固定したりすることで病変部位の除去や機能の回復を行います。