発達障害を治療する仙台のクリニック
発達障害とは生まれつきの脳機能の発達の偏りがもたらす障害ですが、そのひとつに注意欠陥・多動性障害(ADHD)があります。
落ち着きがなく授業中も動き回ったり、急に喋り始めたり、人が何かしていると突然邪魔をしたりして、先生から注意を受ける子供がたまにいますが、それはADHDとされています。
ただ、子供だけに見られるものではなく、2%から10%の大人もADHDの診断基準に当てはまると言われています。
大人の場合、子供の頃に見られたような多動性や衝動性は見た感じ目立たなくなりますが、注意を持続させることが難しかったり、細かい部分に注意が行かないため、仕事や家事などでミスが頻発することがあります。
約束の時刻に遅れたり、約束そのものを忘れてしまったりといったことも起こりえます。
そうなると当然、社会に適応しづらくなったり、人間関係の悪化といったことも起こりがちで、それによって本人は悩み、うつ状態に陥ることもあります。
この仙台のクリニックでは、ADHDをはじめとする発達障害の治療を行っています。
ADHDの場合は薬物療法と心理社会的治療の大きく2つに分けられます。
すぐに治る病気とは言えないため、治すことを目的とするのではなく、障害があっても他の人たちと同じように日常生活や社会生活が送れることを目標とします。
根気よく取り組むことで症状はコントロールすることができます。
そのためには有効な治療プログラムをどう組むかがキーポイントです。
特に子供の場合は、本人と家族と医者だけでなく、臨床心理士やソーシャルワーカー、担任教師や養護教諭、福祉行政の担当者など、様々な人々が連携して取り組むのが大切です。